≪設備設計≫代表者メッセージ

培われてきた思想と技術力が、快適な環境を生みだします。

水出 喜太郎 [みずいで きたろう]
執行役員
エンジニアリング部門
設備設計グループ
プリンシパル
1994年入社

プロフィール

変わらぬ思想を背景に、課題を機会(チャンス)に

日建設計は、1900年の創業当初から設備および構造をはじめとするエンジニアをインハウスに持ち、意匠デザイナーとのコラボレーションを深化させてきました。建築と共にあるエンジニアリングを大切にする思想のもと、設備設計グループは、オフィスやホテル、学校、空港、研究施設など多岐にわたる建築空間はもとより、大規模開発やパブリックスペースといった都市空間まで環境デザインの場を拡げ、国内外から高い評価を得てきました。

21世紀を生きる私たちは、気候変動や少子高齢化、それにともなう脱炭素や働き方の効率化、そしてAIやIoTを取り入れて高度に合理化したデジタル社会へのトランスフォーメーションの流れの中に身を置いています。このような急速な変化と不確実性の時代にあって大切なのは、課題を機会と見極め、先端技術を取り入れ挑んでいく姿勢であると考えます。

設備設計者よ、イノベーティブであれ!

「CSV(Creating Shared Value)共有価値の創造」という言葉があります。これは、企業が組織としての強みを活かして社会課題に取り組むことで、誰もが共有できる価値を創造し、同時に経済的にも発展するという考え方を表しています。

日建設計ではDiscover Peaks Competitionという、新たなValueを生むための取組みを行っています。設計部門、都市部門、エンジニアリング部門が切磋琢磨し、ときに協働して、「峰(=peaks)」という名のイノベーションに挑んでいます。多くの提案の中から新ビジネスにつながる峰が生まれます。

設備設計グループからは、“COOL TREE”が提案され実現しました。日本の夏の酷暑に“美しい”木陰を、“クール”なデバイスとともに“ゼロエナジー”で提供するというものです。意匠・構造・設備のインテグレートによる日建設計ならではの成果と言えます。社会問題でもある酷暑の屋外に、快適な涼感スポットをゼロエナジーで提供し、日建プロダクトとして販売しようという、まさにCSVによる新ビジネスの創出です。イノベーティブであることが本業の建築環境デザインの力を磨き、さらなる発展につながるものと信じます。

私たちが掲げてきた変わらぬ思想が、いま、最新の潮流として社会課題の解決に光を与えています。快適・スマート・サステナブルな未来の建築・都市環境づくりに、ぜひ一緒に取り組みましょう。

柏の葉キャンパスに設置したCOOL TREE

柏の葉キャンパスに設置したCOOL TREE

軒先のウェルカムミスト、微細ミストのそよ風、 ペルチェ効果を使ったクールベンチ、 これらを太陽光発電のみで稼働させ、ゼロエナジークールスポットを実現

YKK80ビル(2015年竣工,東京都千代田区)

YKK80ビル(2015年竣工,東京都千代田区)

ASHRAE Technology Awards 2017 First Place
サステナブル建築賞国交大臣賞,空衛学会技術賞
日建設計の建築・構造・設備がインテグレートされた環境建築の代表例 

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