エモーションスケープとは
「情動」と「場」を一体でデザインしていくアプローチ
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日建設計は創業以来、土地の文脈やプロジェクトの特性を丁寧に読み解き、時代の先端技術を活かしながら未来を具現化し続けてきました。これらの知恵や手法・先見力を受け継ぎつつ、さらに知覚の本質へと迫ることで、言葉にし難い課題やニーズを導き出します。人々の行動や価値判断のもととなる情動に着目しながら知覚の背景にある感覚も含めてデザインすることで、人々の心に響く場や状態・今までにない感覚が生まれるきっかけとなる場や状態(エモーションスケープ)を実現し、未来の新たな価値づくりに取り組みます。
今までにないイノベーションや長く愛されるブランド価値が創られていくとき、そこに共通して存在するのは、ほとばしるような熱い想いや、心に染み入るような共感などのエモーション(情動)です。情動は物理的特性だけでなく、社会的・歴史的文脈と共に湧き上がります。情動が場と一体となった「エモーションスケープ」となることで、切り取りでは伝えきれない背景にある物語や人の想いがより深く、広く、社会へと浸透していきます。不確実性が高まる社会におけるイノベーションやブランド価値の構築などの、合理性や効率性の積み上げだけでは解決が困難な問題に対し、情動と場を一体でデザインしていくアプローチが重要であると考えます。
完成した後も含めた長期的な視野でプロジェクトの価値(経営価値)を最大化します。
人々の心(情動)に響く場となるようなサービスや環境構築を行うためにプロジェクトの完成後の経験を想定し、プロジェクトの指針となるコンセプト/戦略構築を行います。
多角的なリサーチにより導かれた、言葉にし難い課題を解決するコンセプト/戦略を形や場へと変えることで、心に響く場や状態・今までにない感覚が生まれるきっかけとなる場や状態(エモーションスケープ)を生み出し、その長期的・継続的な実現をトータルで支援します。
長期的・継続的にエモーションスケープを実現させるデザインマネジメント
一貫したコンセプトに基づき、エモーションスケープを長期的・継続的に実現させるプロセスを構築し、価値判断の支援を行います。
多岐にわたるデザインのマネジメント
様々な分野のデザインの専門家が関わるプロジェクトでは、様々なコンセプトが入りまじり、プロジェクト全体で目指すデザインの価値が見失われがちです。建築空間のポテンシャルと制約を理解し、コンセプトに基づくトータルでのデザインの価値判断を行うことで調和のとれたブランド価値をつくるマネジメントが必要です。
コンセプトに基づくデザインマネジメントによる
確実なブランディングの実現
多岐にわたるデザイン調整
ブランディングには建築以外のデザイン要素も非常に重要な役割を持っています。多岐にわたるデザイナーとの個別の調整だけでは、デザイナー間のデザイン調整の不具合やコンセプトとのズレが生じる可能性があります。コンセプトに基づくデザインマネジメントにより、確実にブランディングを実現します。
価値判断の支援
VE等により、プロジェクトの各段階でデザイン施策が見直されることはしばしばです。予算の縮減の際に、施策の中止や、代替案の検討の判断が個別に行われると、ブランディングはうまくいきません。常にコンセプトに立ち戻り、コストや制作上の制約を理解したうえで、工事範囲を横断したトータルでのデザイン施策の価値判断を支援します。
坂本 隆之
エモーションスケープラボ
ダイレクター アーキテクト
[コンセプトデザイン・デザイン監修]パークアクシスプレミア南青山/Brillia一番町/JPnoie恵比寿西/東京メトロ銀座線パイロットプロジェクト/ヤマハモーター・イノベーションセンター/日東電工inovas/渋谷リバーストリート/渋谷フクラスなど
[設計・監理]新江ノ島水族館/東急プラザ銀座など
【外部委員】
経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員/超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)/2020WGメンバー
[設計・監理]新江ノ島水族館/東急プラザ銀座など
【外部委員】
経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員/超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)/2020WGメンバー
安田 啓紀
エモーションスケープラボ
ダイレクター ストラテジスト
東京駅前まちづくりガイドライン/二子玉川RISEコンセプトデザイン/渋谷・代官山・中目黒エリアコンセプトデザイン/東京メトロ銀座線ラインコンセプトデザイン/パークアクシスプレミア南青山コンセプトデザインなど
【外部委員】
経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員/JRモビリティ変革コンソーシアムステアリングコミッティ委員/超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)/2020WGリーダー
【外部委員】
経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員/JRモビリティ変革コンソーシアムステアリングコミッティ委員/超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)/2020WGリーダー