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地方と都市の関係性を探るオンライン討論会
第2回 地方発のイノベーション(朝霧重治×鳥居 希)

「都市」か「地方」か。から、「都市」も「地方」も? 変わる都市と地方の関係性

「都市」か「地方」。これまで二項対立で語られることが多かった都市と地方の関係性が、コロナ禍において変わりつつあると感じている人は多いのではないでしょうか。
都市と地方の関係性をみても、「生活の全てを地方に移す」という「完全移住」だけではなく、二拠点や多拠点生活、長期滞在をしながら旅するように暮らすなど、さまざまな形で、個人と地方との関わり方が広がってきました。
そして、企業も例外ではありません。都市だけにオフィスを構えることの意義について疑問を持ち、サテライトオフィスの増設や本社地方移転などの動きもみられています。
本討論会は、「地方と都市の関係性はどのように再構築されていくか」という問いと向き合いながら、毎回多様な領域のスペシャリストと議論するシリーズイベントです。

こんなテーマで各回の議論を進めていきます

地方発のイノベーションは可能か?
都市をいかに巻き込むか?
データによるアップデートをかけることはできるか?
地産地消をささえるエネルギーはどうなるか?
地方と都市の課題や挑戦を集めながら、地域の未来をつくっていく可能性を探ることができればと考えています。

第2回目のテーマは「地方発のイノベーション」

地域の本質的な課題解決のためには、モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れることで、社会に革新をもたらすイノベーションを生み出すことが必要といわれています。
第2回目は、株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長の朝霧重治さんと株式会社バリューブックス 取締役の鳥居 希さんをお招きして、地域資源を活かしながら新しい価値を創り出し、地域とともに成長し続けていくために求められる視点についてお話いただきます。また、地方発のイノベーションが増えていくことによる都市への影響や地方と都市の関わり方について、ディスカッションしていきます。

プログラム

第2回「地方発のイノベーション」日時:2021年11月15日(月)18:00~19:30

18:00 オープニング
18:05 地方から生まれるイノベーション
株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長 朝霧重治
株式会社バリューブックス 取締役 鳥居 希
18:35-19:25 クロストーク
株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長 朝霧重治
株式会社バリューブックス 取締役 鳥居 希
株式会社ロフトワーク 取締役会長 林 千晶(モデレーター)
19:25-19:30 クロージング・次回案内

スピーカー

朝霧重治
株式会社協同商事コエドブルワリー, 代表取締役社長

埼玉県川越市生まれ。Beer Beautifulをコンセプトとする日本のクラフトビール「COEDO」のファウンダー・CEO。川越産のサツマイモから製造した「紅赤-Beniaka-」を筆頭に、日本の職人達による細やかなものづくりと『ビールを自由に選ぶ』というビール本来の豊かな味わいの魅力をクラフトビール「COEDO」を通じて、武蔵野の農業の魅力とともに発信している。品質やブランドデザインに世界的な評価を受けている。ビールは現在、アメリカ、オーストラリア、中国、シンガポール、フランス、イギリス等各国に輸出されており、Globalな視点での活動も進めている。

鳥居希
株式会社バリューブックス, 取締役 いい会社探求

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社に15年間勤務後、2015年、長野県上田市を拠点として古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックス入社。2年間古本による寄付「チャリボン」を担当。現在は取締役として「いい会社探求」担当。会社の指針となるであろうB Corp認証の取得に向けて取り組んでいる。また自社の認証取得プロセスと並行して、B Corpの入門書『The B Corp Handbook』の日本語翻訳版を出版準備中。翻訳は、黒鳥社との共同プロジェクト「あたらしい会社の学校『B Corpハンドブックゼミ』」としてコミュニティで行い、B Corpムーブメントを起こすべく挑戦中。

林 千晶
株式会社ロフトワーク, 共同創業者 取締役会長

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材の新たな可能性を探求する「MTRL」、オンライン公募・審査でクリエイターとの共創を促進する「AWRD」などのコミュニティやプラットフォームを運営。
グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員「産業競争力とデザインを考える研究会」、森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す「株式会社飛騨の森でクマは踊る」取締役会長も務める。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」(日経WOMAN)を受賞。

開催概要

開催日時 2021年11月15日(月)18:00-19:30
参加費 無料
配信 Zoom、Youtube
対象 まちづくり関連業務に関わる、総務人事、経営企画、マーケティング部署の方
まちづくりにまつわる事業開発の機会領域を検討している担当部署の方
これからの持続可能な「地方」と「都市」のあり方を模索している方
共催 株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社ロフトワーク
ご注意 プログラムは、予告なく変更される場合があります。

主催者プロフィール

株式会社日建設計(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大松敦)
建築の設計監理、都市デザインおよびこれらに関連する調査・企画・コンサルティング業務を行うプロフェッショナル・サービス・ファーム。「価値ある仕事によって社会に貢献する」という基本理念を尊重し、1900 年の創業以来、社会の要請とクライアントの皆様の様々なご要望にお応えすべく、よりよい社会環境づくりに取り組んでいます。

パシフィックコンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:重永 智之)
インフラエンジニアリングを核としたコンサルティングサービスを提供し、未来をプロデュースするプロフェッショナル集団。創業70周年を迎え、「技術の力を、未来の希望に」というビジョンのもと、さまざまなリスクへの不安とテクノロジーへの期待が入り混じる困難な時代だからこそ求められる存在となることを目指し、社会の持続可能な発展に取り組んでいます。

株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諏訪 光洋)
Web、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材メーカーとクリエイターの共創を支援しイノベーションを生み出すグローバルプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。世界中のクリエイターと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日建設計 広報室 Tel. 03-5226-3030(代表)e-mail:webmaster@nikken. jp

取材・プレスに関するお問い合わせ先

株式会社ロフトワーク 広報 e-mail:pr@loftwork.com

前回の開催情報および配信

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2021年10月21日(木)18:00-19:30

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