大阪梅田ツインタワーズ・ノース
大阪, 日本
Scroll Down
低層と高層で織りなす、新旧の対比と融合
小林一三が創り出した『阪急』は箕面有馬電気軌道に始まる鉄道事業に留まらず、まちづくりを先導し続けてきたブランドである。地域開発全体の扇の要とも言える「大阪梅田ツインタワーズ・ノース(旧・梅田阪急ビル)」は日本初のターミナルデパートとして1929年に創業した「阪急百貨店」の本店であり、『阪急』のシンボルとして、さらに大阪、梅田を代表する建物として存在し続けていた。本プロジェクトは「うめだ本店」の営業を現地で継続しつつ「できる限り広い売場面積を持つ百貨店」「できる限り広い基準階面積のオフィス」「1日20万人が行き交う都市の交差点であるグランドコンコースの再構築」「地下鉄駅や地下街との接続部のバリアフリー化」を、容積率1800%の中で実現させることがミッションであり、新しい『阪急』を体現できる空間として「梅田阪急ビル」を再生したものである。
建築主 | 阪急電鉄株式会社 |
---|---|
所在地 | 大阪市北区 |
敷地面積 | 17,465.84 m² |
延べ面積 | 329,635.06 m² |
最高高さ | GL+186.95 m |
竣工年 | 2012 年 |