北京ドンバ車両基地総合利用概念計画および周辺地区都市デザイン
北京市, 中国
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都市のみどりのイノベーション
北京中心部から北東15kmに位置し、広大な鉄道操車場の上空を活用した開発計画である。部分的に地下化された1~2層の操車場の基礎構造に合わせて高さ100m規模の建物群が建ち並ぶ、東西2地区の開発を提案した。敷地の中央には、文化・レクリエーション機能であり、まち全体のみどりやオープンスペースのネットワークとシームレスにつながる「セントラルパーク」を配している。西地区は、地下鉄北崗子駅に直結し、オフィスやイノベーション機能を有するミクストユースの地区である一方、東地区は東風駅に近く、居住地区という性格を持つ。鉄道とまちの一体的な開発により、緩やかに変化する段々状のランドスケープが都市のインフラを覆い隠し、魅力的な街並みを形成している。
建築主 | 北京市基礎設施投資有限公司 |
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所在地 | 中国、北京市 |
敷地面積 | 56Ha |
延べ面積 | 620,000 ㎡ |
竣工年 | 2017 年 |
備考 | 共同設計者: 北京市市政工程設計研究総院有限公司 北京市弘都城市規劃建築設計院 |