KANDA SQUARE/公開空地デザイン
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「広場」を「ワークプレイス」に。時間や使う人によって全く異なる表情を見せる広場。
平日はビルを使うオフィスワーカー、休日は周辺の住民や家族連れ、また夕方から夜は近隣の学生等、曜日や時間によって様々なカテゴリーのユーザーが訪れる。時に屋外のワークプレイスとなり、また時に子供の遊具となるような、ユーザーによって用途が変化する仕組みを創っていきました。
電源・Wifi・照明・サイン・日除け等、インテリアでの活動をそのまま屋外へ拡張できるような機能をΦ150mmのステンレスフレームに集約し広場全体に張り巡らせることで、これを「環境演出装置」と位置づけ、多様なユーザーのシーンをサポートできるような空間システムをデザインしました。
電源・Wifi・照明・サイン・日除け等、インテリアでの活動をそのまま屋外へ拡張できるような機能をΦ150mmのステンレスフレームに集約し広場全体に張り巡らせることで、これを「環境演出装置」と位置づけ、多様なユーザーのシーンをサポートできるような空間システムをデザインしました。
「場の活動」と共に変化していくパブリックアート
従来より、日本のパブリックアートは「高価で象徴性に特化したオブジェクト」が場の文脈に関係なく突如として出現するケースが多く、その状況からの脱却を図るため、ユーザーが広場の状況に応じて手を加えながら様々な演出ができるようなアートとしました。その場所でしか実現できない、「場の活動」に寄与するパブリックアートを時間と共に創っていける仕組みをデザインしていきました。またアートピース自体の創り方として、特権的な一個人が生み出すオブジェクトではなく、アーティスト、製作者、ディレクター、事業者が一つのチームとなりパブリックアートを創っていく集団創作的なプロセスを試みました。
プロジェクト担当者/後藤崇夫・八倉巻啓太・祖父江一宏
アート制作/HAyU 小川学
Nikken Activity Lab(NAD)のサイトより転載
アート制作/HAyU 小川学
Nikken Activity Lab(NAD)のサイトより転載