TRI-AD/日本橋オフィス デザイン

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最先端の研究とモノづくりの架け橋に
トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(以下、TRI-AD)はトヨタ自動車の関連会社で自動運転のソフトウェア開発を手掛ける新会社として2018年に設立されました。シリコンバレーを拠点とするトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)が取り組む最先端の研究とトヨタ自動車のクルマづくりを繋ぐ架け橋となるオフィス環境を模索しました。

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高水準のアジャイル環境をつくるには

プロジェクトの序盤にTRI-ADより与えられた3つのキーワード(Inspiration、High Productivity、Happy Work)を実現するキーコンセプトとして、「Al PALETTE」を掲げました。「Al=人工知能、愛(人中心)」と、個人が持つ多様な特性が共存することで生まれる新しい価値「PALETTE」を組み合わせたものです。高い生産性を可能にする「場=ハード」の実現のみならず、「ここで働きたい」という愛着を醸成するための「文化=ソフト」を両輪とした環境をいかに作り出せるかが最大のテーマでした。

NADはオフィス立地選定段階から参画し、様々な関係者を巻き込むようなプロセスデザインに重点を置きながら、オフィスデザインコンセプトメイク、空間デザイン、プロモーションサポートや、ワークショップから出てきたエンジニアの皆さんのアイデアを継続的に運用していくWISH STORE/WISH TOWN*のシステム施策の立案などを行っています。また、成長していけるオフィスとして、アップデートしていけるように、完成後もオフィス運用にも関わらせて頂いています。

*オフィスユーザーの思いを見える化し共有するシステム。 ユーザーがオフィスに対する希望=「WISH」を「WISH STORE」に登録し、他のユーザーが共感した場合は「いいね」をクリックする形で応援します。それぞれの「WISH」は建物として「WISH TOWN」というバーチャルな街に現れ、「WISH」の「いいね」が多くなると建物が大きくなり、「WISH TOWN」が育っていきます

日本橋らしさを表現した路地空間に広がるゲスト用会議室エリアのCollaboration Avenue

2019年12月のオープン以降、オフィスを利用されている皆さんの満足度が向上し、また世界中からのトップエンジニアのリクルーティングにも良い効果がでているという結果を受けて、さらなるアップデートが期待されています。

2020年8月に、一般社団法人ニューオフィス推進協会主催の「日経ニューオフィス賞クリエイティブオフィス賞」を受賞しました。
日建設計PM/祖父江 一宏(NAD)
TRI-AD PM/萩森薫
設計・内装・家具/祖父江一宏(NAD)、 津田文・竹内跡・小池宏明・清水明彦(以上設計部)、河田耕之介(NWD)、西田徹太郎・小林健悟(以上NSD)
サインデザイン/丸山智也(MARUYAMA DESIGN)
グラフィックウォール/Mariya Suzuki
ユニバーサルサイン/高橋鴻介(DENTSU)
ワークショップ、プロモーション/祖父江一宏、梅中美緒、後藤崇夫、袁碩、藤奏一郎、畑島楓(以上NAD)
ワークショップファシリテーション/楢侑子(ナムフォト)
デジタルコンテンツデザイン・制作/角田大輔・畑中快規(以上DDL)、渕上敏生(デジタルソリューション室)、山田雅明・中村裕子・トムガステル(以上イラストレーションスタジオ)
Photo/永禮賢

Nikken Activity Lab(NAD)のサイトより転載

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