ひとりひとりに向き合い実現する、社会環境デザイン
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社会の価値観が多様化し変化を続ける現代において、真に豊かな社会を実現するためには、「複雑化する社会課題に対応するデザインや価値の創出」が必要不可欠です。
そのためには、人種、国籍、宗教、性別、年齢、身体や心の状態、性自認、性的指向などにかかわらず、多様な価値観、経験、才能、ライフスタイルを持つ人が、それぞれの能力を十分に活かし、自分らしく活動ができる社会環境が必要です。
私たちは、このような、社会環境の実現を目指し、様々な背景やニーズを持つ人と共に考え、デザインしていくことを進めていきます。
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インクルーシブデザイン:あらゆる人を尊重する建築と都市を目指して
私たちが日常的に利用する建物や街は、誰にとっても開かれた公平な場所です。
そのような公平な場所をつくるために、バリアフリーやユニバーサルデザインという考え方に基づいてデザインをしてきました。この取り組みによって、多くの利用しやすい建築や都市が実現できて来たのではないでしょうか。一方で、特定のニーズを十分に満たせず、一部の人々を取り残してしまうこともあります。
そのような課題を解決するために、私たちはインクルーシブデザインという方法に挑んでいます。インクルーシブデザインは、1人1人の違いや特性に寄り添い、ニーズを持つ当事者がデザインパートナーとしてプロジェクトに参画し、デザインを創出するプロセスです。
この方法により、これまで見過ごされがちだった人々へのサービス提供に対する新たな発見をデザインに反映することが可能となります。
そのような公平な場所をつくるために、バリアフリーやユニバーサルデザインという考え方に基づいてデザインをしてきました。この取り組みによって、多くの利用しやすい建築や都市が実現できて来たのではないでしょうか。一方で、特定のニーズを十分に満たせず、一部の人々を取り残してしまうこともあります。
そのような課題を解決するために、私たちはインクルーシブデザインという方法に挑んでいます。インクルーシブデザインは、1人1人の違いや特性に寄り添い、ニーズを持つ当事者がデザインパートナーとしてプロジェクトに参画し、デザインを創出するプロセスです。
この方法により、これまで見過ごされがちだった人々へのサービス提供に対する新たな発見をデザインに反映することが可能となります。
当事者との共創から始める
ユニバーサルデザインやバリアフリーを着実に進めるとともに、より包摂的で創造的な建築や都市空間の実現を目指し、インクルーシブデザインのプロセスを取り入れたさまざまな取り組みを進めています。
まず、特例子会社であるフロンティア日建設計と連携し、障害理解を深めるワークショップを開催するなど、当事者が参画する設計プロセスを開始しました。このプロセスでは、ニーズを持つ当事者は単なるヒアリングの対象者ではなく、デザインパートナーとして積極的に関与しています。
まず、特例子会社であるフロンティア日建設計と連携し、障害理解を深めるワークショップを開催するなど、当事者が参画する設計プロセスを開始しました。このプロセスでは、ニーズを持つ当事者は単なるヒアリングの対象者ではなく、デザインパートナーとして積極的に関与しています。
共創により実現するインクルーシブな社会
インクルーシブな社会を実現するためには、多くの人や組織が現状を共有し、連携して活動することが不可欠です。日建設計では、2024年にインクルーシブデザイン研究チームを立ち上げ、社内外との共創を通じて新たな価値を生み出す活動を始めました。
多様性の尊重と包摂性のある社会を目指し、建築や都市空間をデザインする専門家や、多様性豊かな社会の実現を願う多くの人々と共に、インクルーシブデザインプロセスを実践し、今後の建築や都市空間の進化を促進していきます。
多様性の尊重と包摂性のある社会を目指し、建築や都市空間をデザインする専門家や、多様性豊かな社会の実現を願う多くの人々と共に、インクルーシブデザインプロセスを実践し、今後の建築や都市空間の進化を促進していきます。
インクルーシブデザイン研究チーム
日建設計のインクルーシブデザイン研究チームは、日建グループ内の建築設計・都市計画の専門家や、障害などの特性を持つ当事者で構成されています。さらに、社外のパートナーとも協力しながら、ユニバーサルデザインおよびインクルーシブデザインの実践を通して「当事者と共に、様々な人のための社会環境をデザインする」ことを目指しています。