AWARDS

ミュージアムタワー京橋が、第18回CTBUH (Council on Tall Building and Urban Habitat) AwardsプログラムのMEPエンジニアリング賞で部門受賞しました。

ミュージアムタワー京橋

本賞では、自然に発生する風の効果を利用して高層ビルディングの換気を行うという新しいチャレンジを実現したこと等が総合的に評価されました。この建物で採用されたハイブリッド換気システムは、外気温度が15℃から26℃になる季節を中心に冷房に要するエネルギーを削減することが期待されています。標準的な気象データによれば、空調設備の年間想定稼働時間4,745時間のうちの30%程度の時間帯において外部風圧による換気ができ、さらに風の弱い時間帯においても、重力換気によって3%程度の有効時間に上乗せされると試算されています。他の省エネ技術を含めて、本建物は標準的な同規模同用途の建物と比較して30%以上の省エネルギーを実現できる性能を有しています。

また日建設計の8プロジェクトが以下のカテゴリーで優秀賞にノミネートされました。

最優秀高層ビル賞(100~199メーター):ミュージアムタワー京橋*1
MEPエンジニアリング賞:ダイヤゲート池袋*2、ミュージアムタワー京橋*3
リノベーション賞:新宿住友ビルディング*4
構造工学:ダイヤゲート池袋*5、住友不動産六本木グランドタワー*6
10周年賞(2011年竣工):NBF大崎ビル*7
イノベーション賞:京橋エドグランの先進的な免震構造*8

CTBUH (Council on Tall Building and Urban Habitat) Awardsプログラムは、高層建築と都市環境の発展に多大な貢献をし、最も高度で、広範なレベルで持続可能性を達成したプロジェクトと個人を表彰するものです。この表彰プログラムは、これらの重要な建物、空間および技術を総合的かつ精緻な観点から評価するとともに、日々使用している人々への便益を重視して、さまざまな性能面での向上を図ることを推奨しています。

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