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FCバルセロナのバルトメウ会長、モイシュ副会長が、日建設計・バルセロナ支店を訪問されました。

日建設計・バルセロナ支店 ©FC Barcelona 日建設計・バルセロナ支店 ©FC Barcelona

1月18日、日建設計・バルセロナ支店は、FC バルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、新カンプノウ計画のコミッショナーであるジョルディ・モイシュ副会長、プロジェクト・ディレクターのウイリアム・T. マナレッリ氏の訪問を受けました。

当社社長の亀井忠夫、バルセロナ支店長の村尾忠彦、新カンプノウ計画のチーフデザイナー・設計部長の勝矢武之がプロジェクトの設計が行われているオフィスをご案内しました。現在、同支店には53人が勤務しており、そのうち39人が日建設計、ローカルパートナーであるb720の14人で構成されています。設計の現場をご案内した後、勝矢より、新カンプノウ・プロジェクトの進捗状況に関するプレゼンテーションを行いました。

モイシュ副会長からは、「我々が設計コンペで優勝案を選定した時点では概略構想でしかなかった提案内容が、今では、あらゆる点においてディテールまで検討されています。例えば、太陽光、風、気温、各席からの観戦環境など、スタジアムに関連するあらゆる事項について、日本的に、最も合理的なアプローチで緻密な検討が行われています。可能な限り効率的にプロジェクトを進めること、それこそがこのプロセスに着手した時からの私たちの大きな挑戦で、それが実行できていることに対して大変感謝しています。」と、日建設計とフェルミン・バスケスを代表とするb720で構成されたチームの貢献と進捗状況について高い評価をいただきました。

これに対し、亀井社長は、「新カンプノウ計画は、我々にとって西ヨーロッパで最初のプロジェクトです。バルセロナ、そして世界中の人々にとって伝統のあるスタジアムであり、この重要なプロジェクトの一部を担うことをとても誇りに感じています。」との挨拶を行いました。

改修後のカンプノウは、現在の構造を活かしつつ、収容人数を105,000人に増加し、全周に渡り大きな庇とオープン・コンコースに覆われた開放的なスタジアムに生まれ変わります。スタジアムの外装をなくすことで、訪れた人々がバルセロナの街との一体感を感じることができます。時代を超えて永く親しまれる特別な空間となることを期待しています。

改修工事は、試合のスケジュールを妨げないよう、4回の夏季のシーズンオフ期間を挟んで段階的に行なわれる予定です。
  • 左から村尾忠彦、バルトメウ会長、亀井忠夫、マナレッリ ディレクター 
    ©FC Barcelona

  • 勝矢武之のプレゼンテーション ©FC Barcelona 勝矢武之のプレゼンテーション
    ©FC Barcelona

新カンプノウ計画 新カンプノウ計画

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