コストマネジメントレポート
2021年1月号を掲載しました。
「低い水準が続く建設業の景況感 受注競争の激化が顕著に」
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「コストマネジメントレポート」(季報)は、国内外の経済情勢を概観し、設計事務所トップシェアの実績から得られる豊富なコストデータを活かし、中立的な視点での独自の建設市場分析結果をタイムリーにお伝えしていきます。
※本レポートは情報提供を目的として日建設計品質管理部門コスト管理グループが作成しています。記載の内容等は作成時点のものであり、完全性を保証するものではありません。内容等は予告なしに変更する場合があります。
CATEGORY
低い水準が続く建設業の景況感 受注競争の激化が顕著に
鈍い景気回復のペース
建設業の先行き景況感は悪化の見通し
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図1 実質GDPの推移と予測
資料:内閣府「四半期別GDP速報」、日本経済研究センター「短期経済予測」 -
図2 業況判断DIの推移
資料:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」
減少が見込まれる建設投資
受注高は直近5年と比べ最低水準に
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図3 民間住宅投資・民間非住宅建設投資(建築)の推移と見通し
資料:国土交通省「建設投資見通し」、建設経済研究所「建設投資の見通し」 -
図4 大手施工会社の受注高(国内建築)の推移
資料:各社決算資料より作成。
竹中工務店は四半期毎の決算を発表していないため対象外とした。
昨期までの下落は一服
NSBPI
首都圏
NSBPI
関西圏
NSBPI
東海圏
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NSBPIの推移
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NSBPIの増減率と建築・設備の寄与度
鋼材価格はわずかに上昇 生コン価格は今後上昇
労働需給は横ばい
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鋼材価格(普通鋼)の推移
資料:経済調査会「建設資材価格指数」 -
生コン価格の推移
資料:経済調査会「建設資材価格指数」 -
建設技能労働者過不足率の推移
資料:国土交通省「建設労働需給調査(8職種計・全国・季節調整値)」