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近現代建築の魅力的な活用事例をnoteで紹介
~宮沢洋氏による「イラスト名建築ぶらり旅」連載開始~

日建グループのSNS「note」にて、近現代建築の魅力的な活用事例をイラストで紹介する「イラスト名建築ぶらり旅」の連載を開始します。イラストと文章は、『昭和モダン建築巡礼』『プレモダン建築巡礼』などで話題の画文家・宮沢洋氏が担当いたします。月に1度、年内いっぱい継続する予定です。是非、ご覧ください。
 
◎連載タイトル :「イラスト名建築ぶらり旅 with 宮沢洋&ヘリテージビジネスラボ」
◎連載開催日時  :2021年5月27日
 第2回は、名古屋テレビ塔を6月末に配信予定です。

連載の背景

これまで日本の近現代の歴史的建物は、経済成長を優先し、スクラップ&ビルドにより、全く新しい効率的な建物へと更新される傾向にありました。何故なら、こうした建物は、現在の建物に比べ、快適性や耐震性が劣り、劣化に対する維持保全が必要であり、持ち主にとっては「お荷物」的存在と考えられてきたからです。
しかし、近年の保存運動を見てもわかるように、時間でしか積み上げることのできない歴史的建物の魅力が見直されつつあります。
免震化などの現代の技術により、魅力を損なうことをなく、機能を更新することができるようになった今、古い建物はただ愛でるものではなく、暮らしを支える器として新たな「文化開発」を行う可能性を秘めています。
歴史的建物とともに暮らす豊かなライフスタイルを伝えることにより、都市の文化また経済的価値を発展させていく、そんな活動の一環として、本連載を開始いたします。 

著者プロフィール:取材・イラスト・文:宮沢洋(みやざわひろし)

画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部卒業、日経BP社入社。建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集部に配属。2016~19年、日経アーキテクチュア編集長。2020年4月から磯達雄とOffice Bungaを共同主宰。著書に『隈研吾建築図鑑』、『昭和モダン建築巡礼』※、『プレモダン建築巡礼』※、『絶品・日本の歴史建築』※(※は磯達雄との共著)など 

新領域開拓部門ソリューショングループヘリテージビジネスラボについて

ヘリテージビジネスラボは、日建設計が長年培った鉄骨造やコンクリート造の建築設計やプロジェクトマネジメントの経験を生かし、近現代建築も含む歴史的建造物の動態保存に向けた保存改修設計等を専門とする部署です。社内コンペ「Discover Peaks Competition」を経て、2020年に誕生いたしました。本連載の企画を担当しています。
 

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