コストマネジメントレポート
2026年4-6月号を掲載しました。
「足元、建設物価の上昇は収束に向かうも先行き不透明感強まる」
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「コストマネジメントレポート」(季報)は、国内外の経済情勢を概観し、設計事務所トップシェアの実績から得られる豊富なコストデータを活かし、中立的な視点での独自の建設市場分析結果をタイムリーにお伝えしていきます。
※本レポートは情報提供を目的として日建設計 設計技術部門コストマネジメントグループが作成しています。記載の内容等は作成時点のものであり、完全性を保証するものではありません。内容等は予告なしに変更する場合があります。本レポートの無断転載を禁じます。
CATEGORY
足元、建設物価の上昇は収束に向かうも先行き不透明感強まる
建設物価の前年同期比は上昇率の縮小が続く
25年の労働投入量はほぼ横ばい
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図1 NSBPI*1の前年同期比の推移
日建設計作成。
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図2 労働投⼊量(=就業者数×就業時間)の推移
総務省「労働力調査」より作成。
企業物価指数は2%上昇で推移
原油価格の高騰で強まる先行き不透明感
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図3 企業物価指数の推移
日本銀行「企業物価指数」より作成。 -
図4 原油価格と企業物価指数の推移
The World Bank「Commodity Prices」、日本銀行「企業物価指数」より作成。
建築ほぼ横ばい、設備は小幅上昇
日建設計標準建築費指数NSBPI*1
設備工事は、設備機器のメーカー価格改定に加え電気銅など資材価格上昇分が見積に反映されたこと、労務費上昇などにより、上昇率は前期より小幅に増加した(図5・6)。
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図5 NSBPIの推移
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図6 NSBPIの増減率と建築・設備の寄与度
改正建設業法の全面施行 技術者への処遇改善の動きが拡大
ドル建てNSBPIは円安の影響で頭打ち
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図7 改正建設業法25年12月施行分による⺠間発注者への主な影響
国⼟交通省「改正建設業法「令和7年12月施工分」説明会」より作成。 -
図8 NSBPI(ドル建て)の推移
⽇建設計資料、⽇本銀⾏「為替相場」より作成。
ドル建ての指数は2008年9⽉の為替レートを基準に試算。
日建設計が独自に算出している建設物価の値動きを示す指数。標準賃貸オフィスを数量モデルとして、
独自調査により把握した実勢価格を随時反映させた工事価格を算出し指数化したもの。
第1四半期は1~3月、第2四半期は4~6月、第3四半期は7~9月、第4四半期は10~12月を示す。
*2:材料費等記載見積書
工事内容に応じ、工事の種別ごとの材料費、労務費及び当該建設工事に従事する労働者による適正な施工を確保する
ために不可欠な経費、その他当該建設工事の施工のために必要な経費の内訳等を記載した建設工事の見積書。
*本レポートは、2026年3月30日正午時点での情報をもとに作成しています。