コストマネジメントレポート
2026年7-9月号を掲載しました。
「中東情勢の影響を受け、建設物価の上昇幅拡大」
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「コストマネジメントレポート」(季報)は、国内外の経済情勢を概観し、設計事務所トップシェアの実績から得られる豊富なコストデータを活かし、中立的な視点での独自の建設市場分析結果をタイムリーにお伝えしていきます。
※本レポートは情報提供を目的として日建設計 設計技術部門コストマネジメントグループが作成しています。記載の内容等は作成時点のものであり、完全性を保証するものではありません。内容等は予告なしに変更する場合があります。本レポートの無断転載を禁じます。
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中東情勢の影響を受け、建設物価の上昇幅拡大
大手ゼネコンの完成工事利益率、期首予想を上回る
設備サブコンの完成工事利益率の上昇続く
図1~3.完成工事利益率の推移
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図1 大手ゼネコン4社平均
各社決算資料より作成。
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図2 大手電気サブコン5社平均
各社決算資料より作成。
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図3 大手機械サブコン7社平均
各社決算資料より作成。
中東情勢の影響が建設物価に顕在化
情勢緩和が進むものの見積価格への影響は依然として不透明
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図4 原油価格・企業物価指数の推移
The World Bank「Commodity Prices」、日本銀行「企業物価指数」より作成。 -
図5 中東情勢悪化前後の企業物価指数の上昇率
日本銀行「企業物価指数」より作成。最新値(26年5月)と26年2月の値の比較。
建設物価の前期比、再び2%台に
日建設計標準建築費指数NSBPI*5
設備工事は、中東情勢の影響に加え、設備機器のメーカー価格改定、電気銅など資材価格上昇分が見積に反映されたこと、労務費、経費率の上昇などにより、上昇率は前期よりも大きく拡大。
上記により、総合指数の前期比は3四半期ぶりに2%台となった(図6・7)。
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図6 NSBPIの推移
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図7 NSBPIの増減率と建築・設備の寄与度
大阪の生コン価格が上昇 東京は来年に値上げ
労務不足感は他業種と比べ高止まりが続く
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図8 ⽣コン価格の推移
経済調査会「積算資料」より作成。 -
図9 雇⽤⼈員判断DI(⼤企業)の推移
⽇本銀⾏「全国企業短期経済観測調査」より作成。
*2:2026年3月期の各社決算資料より。
*3:関電工、きんでん、クラフティア、トーエネック、ユアテックの5社。
*4:朝日工業社、三機工業、新日本空調、新菱冷熱工業、大気社、ダイダン、高砂熱学工業の7社。
*5:日建設計標準建築費指数 NSBPI:
日建設計が独自に算出している建設物価の値動きを示す指数。標準賃貸オフィスを数量モデルとして、
独自調査により把握した実勢価格を随時反映させた工事価格を算出し指数化したもの。
第1四半期は1~3月、第2四半期は4~6月、第3四半期は7~9月、第4四半期は10~12月を示す。
*本レポートは、2026年6月30日正午時点での情報をもとに作成しています。